桜・・桜

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4月 相模湾を望む小田原の桜です。

4月は小田原が一番賑わう時、小田原城の周りの桜は

それは見事で、

まるで、銀座か原宿か・・というくらいの人出。

そこで、今年は静かな山側の桜をパチリ。

 

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こちらは千葉の桜

何故、桜はこんなにも人を惹きつけるのでしょうか・・。

大きくて、人を優しく覆ってくれているように感じるからでしょうか。

そしてそれがほんの短い間だからでしょう。

子供の頃は、一番好きな季節は4月でした。

桜はもちろん、新学期・進学・就職・・とまた新しい

スタートでワクワクしていました。

不安よりも胸がワクワクする

『期待』の方が大きかったです。

純粋でしたね。(今も。)

一通り通り過ぎた今でも、環境が変わらなければ

何か自分から変えていきたい。IMG_0415.jpg

まずはホワイトボード(またも経費が・・。)

形から入って張りきるタイプですが、

これから大いに

活用しまっせ〜!

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いつか吉野桜を

気に留める

『気に留める』とは心にとどめる、忘れないでいる。ということ。

この3月の終わりに我が家の裏庭の隅に椿の花が、何輪も真っ赤に咲き誇っていました。

十数年前に、根だけ残しておいたものです。

昨年やその前、どうだったのか覚えていません。

気に留めていなかった・・ということでしょう。

手入れもせずに放っていたのに、自然にこんなに美しく咲いて・・

ハッとさせる。

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花は誰も見ていなくても、ただ黙って咲いている・・

命の証明ですね。

気に留めていない・・もう一つ。

車で市内のデパートに買い物に出かけました。

車から降りスプリングコートの裾から見えたのは、

何と家で掃除の時に履いていたスエットのズボン。

思い切りラインが入ったいかにも部屋着です。

いつもはこんなことも、玄関で気がつくのですが・・。

寒いので、上だけ着込んで忘れたのでしょう。(電車じゃなくてよかった〜。)

そのまま駆け込み、ズボンを買って履いて買い物を続けました。(笑!)

見ているつもりでも見ていない、手を動かしていてもその手は気に留めずに

動かしている。ということです。

最近先のことばかり考えているのか、無意識の行動が多いので、このスボンのことは

警告だったかと思います。 (>人<;)

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小田原 3月の桜

新年度が始まります。仕事においても新しい環境へ変わっていく人も多いことでしょう。

それぞれの人が、新鮮に毎日を積み重ね

有意義な日々を送れますようにと・・エールを送ります!

教室でも、一人一人の力がもっと伸びていかれるよう、

新しいプログラムを考案しています。

昨日より今日

平成の雛祭り。

コンパクトで可愛い雛飾りは今年もサッと姿を見せてくれました。

今日はぼんぼりに灯りをともし、ちらし寿司とお吸い物と桜餅をお供えしました。

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その昔、私がまだ子供だった頃、近所のおばさんに聞いた話。

ひな祭り日、

家人が寝静まった夜中、お雛様たちが歌ったり、踊ったりお料理を食べたりの

お祭りをするという。あくる朝、よく見ると

お姫様の口元に餡がついていたとか・・・。

それを聞いてワクワクし、毎年夜中にこっそり襖をそ〜っと開けて覗き見をしましたっけ・・。

朝にはひな人形の口元をジーッと見てみたり。

いまだにそんなことも本当はあるかもしれない、と思ったりもしています。

 

この日だけは食卓から見えるように襖を開け、お雛様と乾杯!

焦がしたり、ひっくり返したり・・てんやわんやの料理作りもまた思い出の一つ。

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今はうまく書けない字も同じ。こんなことをしながらきっと今よりうまくかけるようになるはず。

「『最近、字がうまくなりましたね。』と職場の上司から言われました。」という話を笑顔でしてくれた

5ヶ月勉強している生徒さん。成果が目に見える時期は人それぞれですが、

ご本人の真面目な取り組み方が少しづつ結果を出しているのでしょう。

できなかったことができるようになった・・子供も大人もこれが喜びとし次のやる気に繋がっていきますね。

時には足踏みをしているように進歩が見えない時もあるでしょう。

しかし、歩を止めない限り後退はありえません。生徒さんのこんな笑顔が見たいので、

私もさらに歩を進めてまいります。

美の追求

美の追求・・字のことです。

先日、東京国立博物館で開催された

「顔真卿ー王羲之を超えた名筆」

特別展に行ってきました。

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平日にもかかわらず何と建物に入るまで待ち時間60分という案内が・・。

気の長くない私は一瞬、出直そうかと

思いましたが、

ここまで来るのに2時間はかかっていると

思い直し、「いざ!」と並びました。

入館してから展示会場までさらに20分・・。

書道人口すごい。中国からこの特別展のために来られている方も多いらしい。

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会場内唯一写真を撮れるところ

顔真卿 王羲之 虞世南 欧陽詢 褚遂良 懐素 他(日本の名筆も)・・テキストでは何回も臨書し、学んできましたが

今後はより臨場感をもって勉強できる気がします。

先人の名筆の特徴を捉えて、繰り返し繰り返しの勉強ですね。

少しずつ自分の身になっていくように。

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2月の小田原 紅白の梅の木

『綺麗な字を目指すことは、生活も丁寧に整って心の修行をしているような気がします。』

この言葉は昨年入会された

通信の生徒さんからのメッセージ。

素敵な表現をしてくれました。

2月の青空に映える紅白の梅の木のように

清々しい気持ちになり、

さあ、また張り切らなくちゃ!と。

節分

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見た目より味??

今年も節分の豆まきをしました。

歳の数、食べる豆はだんだんお腹いっぱい分食べられる

ようになりました。

ありがたいことですね。

最近、『児童虐待』とても気になります。

親によってその小さな弱い命を守れずに、

逆のことになっていることを多く

見聞きします。

子供にとって頼れるのは親なのです。親がダメだったら、周りの大人。

『今は大人の自分』もそうだったはず。

『自分に置き換えて考える』ことが少しでもできたら、

変わっていかれるのではないかな・・。

新しい春の始まり・・思いを巡らせ、想像力を使っていきましょう。

スマホから少しの間でも目を上げて。

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子供達が今よりもっともっと豆の数を増やせますように

気韻生動

新しい年がスタートしました。

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イノシシさんよろしくね!

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初日の出を拝むのは数年ぶりです。

穏やかなお正月を過ごしました。

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おせち料理も無事に作りました。

さて、今年初めて書く言葉は何にしようかな・・。

ヒントは手元にありました。

 

『気韻正動』

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上手く書こうとすればするほど、意識しすぎてなかなか仕上がらない場合も多いのです。

「あ〜角度が・・強弱が・・向きが・・。」エンドレス、エンドレス。

意外と最初に書いた1枚が素直な感じ。エイや!と掲げることに。

このお正月、日本橋三越の棟方志功展に行ってきました。

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さすがに『リトグラフ』でも数十万円。せめて、本や絵葉書セットなどグッスを

これぞ、『気韻生動』

作品の中に作者の息遣いが感じられました。

牛乳瓶の底のような眼鏡をかけ、板に額を擦らんばかりの集中力で、

必死にノミを動かしている姿が鮮烈です。

—隻眼弱視の眼は見たいものだけ見える実に便利な眼であった—

という。

そして、『ほんとうのモノは、名前が偉くならなくても、仕事がひとりでに美しくなる』

この言葉と出会うために・・私はこの場に来たのだと気がつきました。

こらからの指針とするために。

この1年

平成30年が終わろうとしています。

12月27日で教室の今年のレッスンは終了しました。

お疲れ様でした。

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教室内

普段は私の作業部屋と化して雑然としています。

年賀状も後半2日かけてやっと書けました。

今年は書けないと思いましたが・・。

いつものことですが、年賀状・・我が師匠に書くときは特に緊張し、かえって失敗してしまいます。(どういうわけか、目の前で見られているような気がする。)

3枚以上は書くことになります。

その人の笑顔を思い出しながら・・というのが常ですが、どういうわけか

師匠の笑顔は思い浮かばない・・。『まだまだ だなぁ・・。』ときっと思われる〜!

なんて考えながら筆を持っているからでしょうね。

いつまでも師匠という存在は緊張しますね。

 

この1年、駆けっこで過ぎました。

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 yokohama.jpg 12月の横浜  横浜が好き

長年の計画を実行した1年でもありました。

思いがけない悲しい別れもありました。

時間だけは戻らないことを痛感しながら、実行に移せたこと少し。

逆に思っていただけで実行でずに後悔したことは

たくさん。

自分の本分である『字』を書くことはどうでしょう。

机上から離れ、広く世間を見渡すと『自分の力の上』は果てしなくいることを

再認識する場にしばしば遭遇。

エンドレスの道。『どれだけ大きく未完成で終わるか』(奥村土牛先生の言葉)

12年後の戌年。もし元気に紙に向かっていられたならば

『未完成』をさらに大きくしていたい・・。

2018年

出会った人、別れた人、出会って別れた場所、

そして変わらずそばにいてくれた人たち、物

それぞれに万感の思いを込めて、合掌。

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蟹.jpg 伊豆白濱神社で出会った可愛いだるまさんと蟹さん
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綿菓子のような今の雲

本物を

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初冬の夕景 車の中から

更新しないまま12月に入りました。

まだ極寒ではありませんがこの季節、湯気ホッカホカの料理を食べたくなりますね。

そこで登場するのが・・『蒸籠』です。

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山桜の木の皮を使っているそうです。

眺めているだけでも存在感があり温もりが伝わってきます。

作り手の顔が見える・・ということも大きいでしょう。

昔からある古い小さな店先、ゴザの上に座って黙々と鑿(のみ)を動かしている店主。

本当に目立たなすぎて通り過ぎてしまいそうな

佇まいのお店なのです。

私はかれこれ3年ぐらい使っています。

鍋にお水を入れてポンと乗せて、ご飯を温めたり、野菜を蒸したり・・

電子レンジの役目をしてくれるのですが、

何と言っても味が違いますよ〜。 本物を長く大事に使いたいと思います。

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『字』でもそう。手で書く文字は世界でたった一つ。

その時の自分の全て。

芸術書道は別として、日常では

達筆すぎて(?)読めない字を書くよりも

ベストを尽くして人に快く読める字を書くことを

目標に。

教室に来ている生徒さんたちには、

念仏のよう同じことをお話ししていますが。(笑)

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書道室に可愛い香炉が入会

10月20日

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10月20日 秋の雲模様

10月20日

1年に一度立ち止まる・・そんな日です。

10代の頃に出会って以来、再読を続けている本

(遠藤周作 ただいま浪人)の主人公たちが

人生に迷いながらそれぞれに再スタートをする日。

『印象深い日」

自分の人生についても考え直す節目の日です。

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そんな今日

今朝、新聞を読んでハッとしました。

『そうだ、今日は皇后さまの誕生日なんだ・・。」

この日に向けたお言葉の中で、またハッとしました。

「『経験するだけでは足りない。経験したことに思いをめぐらすように。』

学生時代に学長に云われたことを、幾度となく自分に言い聞かせていました。」と。

慈愛に満ち溢れています。

 

何気なく開いた新聞記事や、本や、耳に入ってきた言葉が

おみくじを引くように、ヒントになることが

よくあります。

自分の限りある一生のうちで、経験できたことを

ただの『経験』で見送っていくだけでなく、

思いを巡らせ、また新しい経験の中で

より生かしていけるよう忘れないでいたい・・と、気づかされた

平成最後の10月20日。

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今日から使う書見台を買ってみた
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形から入るのが好き

 

そっと響く

秋のある日

東京にて日本料理全国大会が開催されました。

全国からプロの料理人が創作懐石料理の腕を競う

大会です。

なんと・・私の書いた「お品書き」まで会場に。

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お客様が大臣賞を受賞されました。

神奈川県内・明治創業、にごり湯と創作懐石料理の落ち着いた旅館の料理長です。

近頃はどんな高級料理の店でも、ほとんど手書きの品書き(メニュー表)は見かけません。

(確かに印刷の方が線が安定し、曲がりなく揃って上手くレイアウトができますが。)

大会の「品書き」は特に決まりはなく、手書きでなくとも良かったようです。

今回、紙の選定・字体・レイアウト等全てお任せいただきましたので、いつにも増してかなり緊張し頭の中がお品書きだらけになりました。笑!

そんな気持ちを察していただいたのか・・

「『品書き』は審査の対象にはなりませんが、手書きのお品書きは魂レベルで審査員の

心を引く・・と思います。」・・と。

このお言葉を・・私は決して一生忘れません!

「必ずいい結果を出しますから楽しみにしていてください!」

そして、本当にその通りに。

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ご自分の力を信じ、なおかつ心の器がとても広い方なのです。

お客様の心に染み入るお料理を、きっと今日もお造りになっていることでしょう。

 

何か辛いこと苦しいこと、つい自分をダメだと思ってしまいそうな時、

嬉しかったこと感動したことが奥に隠れてしまいがち

ですが、

そういう時こそれを表に出して、しぼみかけた心を膨らませていきたいです。

人の心にそっと響く字を書くために・・

これからも研鑽してまいります。