皐月

ゴールデンウィークの最終日は穏やかな

日和です。

青空に旗めく鯉のぼりを仰ぎみて

柏餅を食べる・・なんてことをして

5月を味わいました。

新年度が始まって1ヶ月。

出会いと別れを織り交ぜながら

日々はスタートしています。

人それぞれ、私も含めて『字』に対する

向き合い方、志すものなどが違います。

一人一人違っても教室としての目的は

うまく書けないときがあっても、

それでも

『字を書くことが好き』を

大前提に進めていきます。

桜の木の下で

ついこの前まで、蕾は硬く閉じていて

今年は開花が遅いのかなぁ・・と

思っていたら、今は一斉に咲いて

もう散ろうとしています。

入学式にはどれくらいかな。

桜の木の下でランドセルを背負って

可愛い姿・・前撮りしている家族も

見られました。

新1年生。もう直ぐですね。

友達100人出来なくたって、毎日を

一生懸命に大地を踏みしめて

新しい世界を歩いて行ってほしいと

願います。

これから『書く』ことが始まりますね。

小さく柔らかい手のうちに、鉛筆を

楽に正しく持てたらいいな・・

字を書くのは楽しいよ、と伝えたいと

考えています。

春先に

木々の間を歩いていると枝の上に鳥の家

こんな小さな穴から入ったら出られるの

かな・・思わず360°背伸びして覗く。


毎月今頃は通信の課題郵送の封入り。

日頃書き溜めておくものもありますが

人に合わせて課題を考える時、

たくさんの本から言葉を探します。

つい読みふけり、時間ばかり

どんどん過ぎて、ちっとも進まないのは

いつものこと・・。

読んでいてどんどん引き込まれるのは

向田邦子さん。

もう40年も前に突然の飛行機事故で

亡くなられた人なのに、本を開いている

時は真近に感じます。

「うんうん、そうそう・・。」と

自然とつぶやいてしまう、誰にでもある

普通の日常が温かく豊かに表現され、

時を経ても色褪せていません。

その原稿は、万年筆の手書きでとても

個性的な筆致だったという・・。

「人生は短いから、楽しんで大切に

生きなさいね。」と、

メッセージが繰り返し聞こえました。

雑誌

今春 3/15付け発売の雑誌

『趣味の文具箱』に教室の紹介が

掲載されました。

小枠ですが雰囲気は伝わりますか。

『手で書く』人を取り巻く多くの

文房具や情報を伝えている季刊誌。

ページをめくるごとに鮮やかな色彩と

デザイン、魅力あふれる文房具や

書き手の想いに触れ、

何か書いてみたくなります。

自分でも『字』というテーマの

終わりの見えない旅を続ける中で

教室の門を叩いてくれた皆さんと

共に学んでいます。

目指すは魅力的な字であり、書。

瀬戸内寂聴さんが晩年のエッセイに

「転んで大怪我をしたけれど、

字を書く頭と右手が無事だったから

よかった。まだ書き続けられる・・」

と書いていらっしゃいました。私も

最後まで自分の手で字を

『描きたい』ものです。

どこまでたどり着けるでしょうか。

時計

教室の時計を新しくしました。

もう2年も前から『からくり時計』

欲しいな〜と思って探し続けての

『今』です。

普段は何でもパッパと決めてしまうの

ですが随分グズグズしておりました。

長い付き合いになりそうですから、

相手選びは大事ですものね。

正時になると文字盤がグルグル回り、

オルゴールのような音楽が鳴り、

聴いてよし眺めてよし、です。♪( ´▽`)

毎日うつ向いている時間が長いので、

顔を上げる習慣ができました。

時を過ごすということは一刻一刻

命を使うということ。

この瞬間、世界中の一人一人がどんな

念いで過ごしているのでしょうか。

今このために

冬季オリンピックが開催されています。

悲喜こもごもですね。

一瞬のためにどれだけの汗と涙を

流してきたのか・・

計り知れません。

通信レッスンでは月に一度課題と共に

『教室だより』と称してメッセージを

添えています。

今月は『文通』というテーマで私の文通

物語を書きました。

滋賀県の生徒さんが清書に添えて

くれた手紙。

楷書の温かみのある綺麗な字で、

まるでキャッチボールのような言葉を

返してくれました。

丁寧な勉強の積み重ねが今ここに

あります。

こちらは対面レッスンの生徒さんが

書き初めとして色紙に書いた書です。

ご家族が開いている剣道の道場に

飾りました。

誠実で端正な書。

積み重ねてきたペン字の力が今、

書道に生きています。

春立つ

菜の花が空に向かって背伸びするように
咲いている・・

日の出の写真を載せたと思ったら

いつの間にか立春を過ぎました。

節分はのり巻きとお稲荷さんを大雑把に

作り家族と交代で鬼役になり豆まきを。

今年は昨年にも増して、豆を撒く手に

『力』がこもりました。

書道のベテラン生徒さん

教室レッスンではただ今

マンツーマンレッスンで生徒さんと共に

日々邁進しています。

今年も書きましょう

新しい年の始まり。

『新しい』というだけで希望が感じ

られます。

丑年さんも早足でしたが、寅さんは

どうでしょう。

年末には年越し蕎麦。

天ぷらの腕はちっとも上がらず・・

お客様に出すわけじゃないからいいで

しょうと開き直っております。(笑)

穏やかな三が日が過ぎたら雪が

もうもうと降り、雪だるまを作れるほど。

5日からレッスン開始です。

今年は皆、目標を明確に持って

さらに進歩を大きく感じられるように

レッスンを進めていきたいと

思っています。

年賀状の時期が過ぎた頃の

葉書もいいなぁ・・一人ひとり

思い浮かべながらのんびり書くのが

いい時間です。

手紙も葉書もいい。手書きっていい。

字は上手くなくても丁寧に書けば

心を運べます。

クリスマスの頃には

2021年が過ぎて行こうとしています。

世界中の大きな波は行ったり来たり、

翻弄された1年でしたね。

始まりがあり、終わりがあって、いいことも

悲しいこともあり・・。

年末のクリスマスの頃は好きな時期です。

ツリーを飾り付けする時や、

ライトを照らすクリスマスの夜、いくつに

なってもちょっとワクワク。

そして『シュトレン』を食べるのが

1年1度の楽しみであり、締めくくり。

日持ちするパンのようなお菓子で

ドイツ発祥のものです。

日本でもクリスマスが近づくと売っていますが

今年は教室の生徒さんからいただきました。

小田原らしいかまぼこ板に乗った

シュトレン、なんともほっこりした姿と

お味でした。

無事に1年勉強し、笑顔でドアを

出てもらうこと、

字の勉強は地味な積み重ねですが、

ある日フッと変わって自信になっていく、

この感覚を皆さんに味わってもらいたい

・・これが私の目指すところです。

2021年もサンタとトナカイが引くそりは

渡航制限しなかったそうですから

世界中を走り回りみんなに笑顔を

届けてくれたことでしょう。

Thank you for your hard work.

全力で

初冬 霧の芦ノ湖へドライブ
とれたてワカサギ美味しい。

辛抱の2021年もあと1か月、今

世界卓球がアメリカで有観客で開催

されています。

観ている側も思わず歯を食いしばって

しまうような緊張感がありますね。

選手の『全力』のパワーで私も字を書く

気力がパワーアップします。

覚えたての字を一生懸命書いて

手紙をくれた生徒の息子さん。

作品を届けに来た時に一緒に来てくれた

元気いっぱいの6歳の男の子です。

今しか表現できない『全力』の

素晴らしい作品なり。

心に元気が足りなくなった時、これから

何回も私を充電させてくれるでしょう。

手書きは心を込めて全力で、

『手書き』って素晴らしい!