秋の澄んだ空気 河口湖から遠く富士山を望む

山梨県身延町にある紙の里

この店の半紙をよく取り寄せているので、

一度行ってみたいと思っていました。

紙製品のパラダイス。

多くの紙たちが我も我もと色とりどりに

並んで話しかけてくるような・・。

ペーパーレスの時代でも、やはり

『紙』はいい。

様々な紙質の肌触り、和紙の魅力に

引き込まれてきました。

10月は富士登山から10年ぶりの

山登りにも行ってきました。

箱根金時山 標高1212Km

富士山の約3分の1以下なので初心者コース

としては丁度いい登山です。

とはいえ、もうすぐ頂上と思ってからが

急に道がハードになる、なかなか着かない・・

そんなことを考えながらたどり着きました。

最近、以前にも増して小学校低学年で習う

ような漢字をよく見直しています。

大人の書き方との違い、いやこの字は

大人も子供もこの書き方か・・、など

時には『基本に立ち戻ること』は必要です。

誰しも、どんなことでも。

見る目

暑い暑いとぼやいているうちにもう

10月です。

隣町の真鶴町立中川一政美術館へ。

小さな港町、半島の途中にあり、

ピンとした静かな静かな空間で

素朴で力強い、絵と書が見られます。

数年前に行ったことがありましたが、

年(歳)を経て見るとまた違った

新鮮さがありました。

次に行った時はどんな風に思うで

しょうか。

字のことばかり考えていますが、

いろいろな事にも触れて広い目、

目を変えていきたい思います。

通信の生徒さんが送ってくれた絵葉書。

鹿児島の幸せを届ける黄色いポスト

から投函してくれました。

書見台に飾って思わず何度も

ひとりでほっこり。

表側の字も丁寧でとても綺麗です。

来世は

青もみじ

箱根の青もみじの林では

ひぐらしが一斉に鳴いていました。

なんだか夏の終わりを感じます。

湖畔からほど近い坂を上がったところ

にある静〜かな美術館。

(主に日本画です。)

いつの日よりも絵から伝わるものを

感じ、

今度生まれ変わったら画家になるぞ、

次の世の私よ、覚えていてね。

独り言を・・。

湖畔を見下ろせる一角。

まるで大きな一枚の絵。

喧騒を忘れて

7月の小田原の山上から。 夏になると

山が恋しい。 気温と空気が違います。

緑の中にすっぽりと身を置いて

下の世界の様々なことを少しの時間

忘れることができます。

さて、教室に戻ります。

書道の方が作品とした時の満足感が

ありますが、実は大事なのは『硬筆』。

ペンで書くことはどんな便利な時代に

なっても無くなりませんから。

鉛筆の持ち方や姿勢をよく見て

いきます。

(少しずつ強化中。^_^)

今、周りを見渡すと筆記具を『グー』で

握っている人が多いですね。

鉛筆をちゃんと持った方が、書くのが

楽ですよ〜。

『うまく書けるともっと書きたくなる・・』

大人も子供も気持ちは同じですね。

ちょっと一息

梅雨の御殿場へ。

雲がかかって富士山はほんの少ししか

見えませんでしたが、田舎の風景が

長閑です。

友人と二人、

2年ぶりに『字』について語らう

緑の中での清々しい時間を。

どんなに写りが良くても画面越し

とは違いますね。

小道を歩いた先に禅堂があり、

写経したり、

夜はイルミネーションにも

シンと心を浸らせて。

お互いペン字の勉強を20年近く

切磋琢磨し、それでもまだ終わらない

『字の旅』を語り出したら止まり

ません。

生まれた時に手にした切符、どこまで

乗れるのか・・

到着時間はわかりませんけど

さあ、

今からまたお互い前進しましょう!

「じゃあ、またね〜!」

陽気な天使(??)が・・。

小を重ねて大とする

6月 小田原城の辺りは今
緑が綺麗です。

濠の目の前に昨年秋、市民ホールが

完成し音楽や講演会、芸術作品の展示

等の場が整備されて嬉しいことです。

5月末には『市展』が行われ、2名の

生徒さんが書道の部で出品しました。

人の目に触れるからには、練習の段階

からいつもより緊張しますが、その時の

精一杯で書くしかありません。

今日は午前中のレッスン、

『うまく書けない』をどこをポイントに

修正していけば整うのか・・と

反復していきました。

ため息が多かったですね〜と一緒に

笑い、 お疲れ様・・(笑!)

皐月

ゴールデンウィークの最終日は穏やかな

日和です。

青空に旗めく鯉のぼりを仰ぎみて

柏餅を食べる・・なんてことをして

5月を味わいました。

新年度が始まって1ヶ月。

出会いと別れを織り交ぜながら

日々はスタートしています。

人それぞれ、私も含めて『字』に対する

向き合い方、志すものなどが違います。

一人一人違っても教室としての目的は

うまく書けないときがあっても、

それでも

『字を書くことが好き』を

大前提に進めていきます。

桜の木の下で

ついこの前まで、蕾は硬く閉じていて

今年は開花が遅いのかなぁ・・と

思っていたら、今は一斉に咲いて

もう散ろうとしています。

入学式にはどれくらいかな。

桜の木の下でランドセルを背負って

可愛い姿・・前撮りしている家族も

見られました。

新1年生。もう直ぐですね。

友達100人出来なくたって、毎日を

一生懸命に大地を踏みしめて

新しい世界を歩いて行ってほしいと

願います。

これから『書く』ことが始まりますね。

小さく柔らかい手のうちに、鉛筆を

楽に正しく持てたらいいな・・

字を書くのは楽しいよ、と伝えたいと

考えています。

春先に

木々の間を歩いていると枝の上に鳥の家

こんな小さな穴から入ったら出られるの

かな・・思わず360°背伸びして覗く。


毎月今頃は通信の課題郵送の封入り。

日頃書き溜めておくものもありますが

人に合わせて課題を考える時、

たくさんの本から言葉を探します。

つい読みふけり、時間ばかり

どんどん過ぎて、ちっとも進まないのは

いつものこと・・。

読んでいてどんどん引き込まれるのは

向田邦子さん。

もう40年も前に突然の飛行機事故で

亡くなられた人なのに、本を開いている

時は真近に感じます。

「うんうん、そうそう・・。」と

自然とつぶやいてしまう、誰にでもある

普通の日常が温かく豊かに表現され、

時を経ても色褪せていません。

その原稿は、万年筆の手書きでとても

個性的な筆致だったという・・。

「人生は短いから、楽しんで大切に

生きなさいね。」と、

メッセージが繰り返し聞こえました。

雑誌

今春 3/15付け発売の雑誌

『趣味の文具箱』に教室の紹介が

掲載されました。

小枠ですが雰囲気は伝わりますか。

『手で書く』人を取り巻く多くの

文房具や情報を伝えている季刊誌。

ページをめくるごとに鮮やかな色彩と

デザイン、魅力あふれる文房具や

書き手の想いに触れ、

何か書いてみたくなります。

自分でも『字』というテーマの

終わりの見えない旅を続ける中で

教室の門を叩いてくれた皆さんと

共に学んでいます。

目指すは魅力的な字であり、書。

瀬戸内寂聴さんが晩年のエッセイに

「転んで大怪我をしたけれど、

字を書く頭と右手が無事だったから

よかった。まだ書き続けられる・・」

と書いていらっしゃいました。私も

最後まで自分の手で字を

『描きたい』ものです。

どこまでたどり着けるでしょうか。